ペニスを自慢する男

多くの男性は、自分のペニスを男らしさの象徴、力と主権の象徴と感じています。そしてときには自分に不足している男らしさの代償と感じています。
俺が徴兵されて入隊したころ、ペニスを誇示すること以外は考えない若者がいました。
さすがに射撃訓練の時は、実弾をマッチョ的な態度でぶっぱなす程度で自分のものを展示することはなかったですが、シャワー室や廊下や寝室では、ことあるごとに見せつけるのでした。あるときには、まだ未成年みたいな数人の機械工たちに、マスターベーションのやり方を詳しく伝授している現場を見つけたものでした。
俺が彼を詰問すると彼は答えました。あの坊やたちは、俺からまだまだたくさんの事を学べるのだ、だいたい俺が誰よりもでかいモノの持ち主であるということを考えてもそのことは当然だと。
たしかに彼が一番大きなモノをもっていた。
彼はみんなのなかでいちばん強くて一番破廉恥だったのです。
知性とはほとんど縁のない男で、知性が問われるような場面になると、必ず心臓の弱さがばれてしまうのだた。
その後、俺はまた、他人にほんのひと目でも自分のペニスを見られることを死ぬほど恐れている男性たちを知った。
ある女性から「旦那はバスタブに入っている時は、私を絶対に浴室に入れません」と聞いたことがあります。
そして不思議なことに、そういう男性が小さなペニスの持ち主ではないこともよくあるのです。
男とそのチンコの物語とは、まさに無知と抑圧と恥ずかしさときれいごと、自分でこねあげたイメージに満ち満ちたものなのです。

ペニスの大きさ

ペニスというものは、そのあるがままの形と大きさで受け入れなければなりません。形や大きさは、人間の人格となんの関係もありません。
性的な想像も、そんなものと関連させてはいけません。それが深刻なフラストレーションの原因になることもあります。
自分自身に対する不満が頭のなかにひとたび根をおろしてしまうと、考え方をもとの方向に戻すことはきわめて難しくなります。

ペニスにこだわらない生き方をするには?

一度落ち着いた状態で自分の裸を鏡で眺めてみて「自分はこいつを受け入れられるか?」と自問してみることをおすすめします。
この鼻はでかすぎはしないか、このペニスは小さすぎはしないか、こういう造作でこれからの生涯をみごとに乗り切ってはいけるのか?などなどだ。
それで、とても救いようがなく、自分がひどく見栄えしないと考えたら、専門家を訪ねて相談すればいい。
あるいはペニス増大サプリメントを飲むことで一時的にはしのげるかもしれません。
その場合、承知しておいてもらいたい。専門家は、肉体的に変異がある場合はもちろん別だが、そうでなければ、具体的にこういう手当てをして治せというようなことは言わないで、心理的な解決方法を勧めてくれるはずです。

具体的な解決方法

相手の女性との関係のなかに問題が潜んでいるかどうかをあきらかにします。そこにこそ自分自身に誤った判断をくだす原因があるからです。
悪循環といえますが、男女関係が問題をかかえると、性的な接触の頻度が減ります。相手の女性は不満の度合いがどんどん高まっていきます。
男のほうは、自分の価値観がますます減退していきます。こんな状態で、女性がよりによって男性のペニスの大きさについて軽蔑的な言葉を口にしようものなら、もう歯止めが効かなくなる。
多くの男性の場合、こうした非難によってセックスを封鎖されてしまうのです。自分の男らしさをひどく傷つけられた感じ、自分の殻に閉じこもってしまう。そして、無気力状態におちいってしまうのです。

ペニスの大きさは女性のオルガスムスにいかなる影響もあたえないのか?

結論から言えばあたえないね。少なくとも身体的にはね。ペニスの長さは女性のオルガスムスにいかなる影響もあたえないのです。
長いペニスのほうが小さなやるよりも女性を満足させてやれるというのは、ふざけた作り話にすぎないのです。
その反対の場合だってよくあります。ひどく長いペニスは膣の奥深くまで入りすぎて、突くたびに、子宮を骨盤につないでいる靭帯を伸長させます。快楽どころか苦痛が生まれることになります。また、子宮頚部付近の感覚は非常に鈍いから、女性はたしかに下腹部では上に向かって突く運動は感じるにですが、この箇所は、性的な刺激という言葉ではきわめて弱いのです。

刺激が一番強いところは?クリトリス以外では?

女性の膣の入り口の最初の1センチの部分です。
ところで、たぶん誰でも、いわゆるGスポット、膣から膀胱にむかうところにある複数のポイントについて聞いたことがあると思います。したがって女性がペニスの侵入する際により強い刺激を感じたりすると、長いペニスより太いペニスのほうがいいことになるのです。
しかし、女性の大多数がオルガスムスに達するのは、外陰部の前面で小陰唇の合わせ目のところにあるクリトリスへの刺激によるのです。
自分がペニスが小さすぎると思っている男性に、もう一つ朗報があります。測定した長さと機能しているときの長さは違うということです。というのは、膣と接触しているとき、恥骨の高さにある軟らかい脂肪組織が押しつぶされて、ペニスは数センチ長くなるのです。
逆をいえば、美食を好む男性たちは、みずから小さなペニスをつくりだしているともいえます。恥骨のあたりに、小さいが本格的な脂肪の堆積ができてしまうので、それがペニスの根本の上の方にあると、ペニスの視野を邪魔してペニスを短く見せることになるからです。食事を制限することも場合によっては恥ずかしい思いをしなくてすむ結果をもたらすことになります。

黒人のペニスの特徴

ところで、多くの女性がときどき、短くて強烈な白昼夢を見るらしいですね。その夢とは、黒人男性が自分の恋人だというものです。この黒人の殿方というのは、そうとう大きな一物をもっているといわれています。とすると、女性たちはやっぱり愛の情炎のなかでは、小さいのより大きいほうを選ぶという傾向があるのではないでしょうか。そう思わない?
黒人男性のペニスの特徴は、伸縮性が不足しているので勃起しない時でもかなり長く見えることです。
つまり勃起しても通常サイズとあまり変化がないということです。
それに対して、ふだんは小さめですが、勃起するとひどく大きくなる男性がいます。伸縮性の大きな上質のペニスです。こういう男がビーチでぶらついているところを見たら、あなたは「小さくてかわいそうだ」と思うことでしょう。
女性が大きなペニスのほうがいいと思っているとすれば、それは肉体的魅力のせいではなく、外部からの刺激を処理する脳のある部分、辺縁系と呼ばれる部分が刺激されて生まれた想像力のせいなのです。